食に本気な大人のための「鴨ネギの会」

生産者と消費者とお店をつなぐ楽しい大人のコミュニティー

2024明けましておめでとうございます2(地震の時のこと)

皆さま(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡

鴨ネギ広報部、ヨシコです。

まずは年始に起こりました令和6年能登半島地震や、羽田航空機事故等で被災された皆さまに心よりお見舞申し上げます。

私の住む地域(新潟市)も震度5弱を観測し、県内外のお友達からご心配の言葉を多く頂きました。ありがとうございます。

しかし、なかなか当時の詳しいことを報告できなかったので、改めてご報告をしたいと思います。

 

年末に「明けましておめでとう」の文章を書いて……

今年はいつも通りの、年始を迎えるものだと思っていました。

(あ、2023年の元旦は早朝に父が救急車に運ばれはしましたが)

 

1月1日。
朝は旦那さんの実家でおせちと雑煮の準備をし、皆で近くの神社に初詣に行き……
夕方自宅に戻り、ほっとした矢先に能登半島地震発生しました。

私が住む地域(新潟市)は震度5弱を観測。

津波警報も発令。

我が家は海から近く、海抜0メートル。

すぐに旦那さんが高い所に避難するぞ!って、地震のショックと動揺を抱えながら、慌てて目に付いたもの(必要と思われるもの)をリュックに詰め込んで、離れた高い場所(パチンコ屋の屋上)まで行きました。

 

幸いにも家を押し流すような津波はなく、帰宅。

家の中はどんなになっているかなぁと、いろいろ覚悟して戻ってみたら……
なんと!奇跡的に何一つ無事でした。

ちなみに、我が家はカウンターに10本以上の酒瓶が並び…棚にも横にした日本酒が積んであって(買い溜め)さらに、おちょこが沢山入ったカゴ、扉のない棚に飾っているティーカップがたくさんあったんですよね💦
それらが全部無事って……

(; ・`д・´)奇跡!!!???

 

しかしながら。

命もモノも無事で、本当にありがたいことではありましたが、

各地の被害や翌日の航空機事故のニュース……そして余震……

で、精神的にけっこう参ってしまいました。

「新年おめでとう」って言えず、実家への帰省や帰省した友達と遊ぶことや、初売りとかも…出歩く気分にはなれなくて、子どもの学校が始まるまで引きこもってしまいました。
このブログの更新も遅くなってしまいすみません。

 

我が家の方は比較的大丈夫だったのですが、新潟市は場所によってはけっこう酷いことになっていて、断水や液状化現象で道路がダメになってしまったり(;´Д`)
大きな被害に遭われた酒蔵さんもあります。

改めまして心よりお見舞申し上げます。

 

怒涛の年明けとなり、まだまだ大変な時が続いています。一日も早く平穏な日が訪れますように!!

 

 

 

 

 

 

 

2024年 明けましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

鴨ネギの会の皆さま、本年も引き続きよろしくお願い致します。

皆さまこんにちわ。

鴨ネギの会、広報部ヨシコです。

 

明けましておめでとうといいつつも……

執筆の時点では、実はまだ2023年だったりするのですが(笑)

すみません(嘘がつけない人)

 

2023年の鴨ネギの活動(主宰 志村さんの)について、全然記録できていなかったなぁと。

 

2023年後半からは、

ボランティアで農業をしていたり……

ワインの勉強をしていたり……

下仁田ネギの会2023を開催したり……

鴨ネギの会のプレミアム会があったり……

北海道 食材探しの旅 魔法の粉プロジェクトが始まったり…

 

と、私が追いきれないくらい活動的でございまして(笑)

 

1つ1つをここで丁寧にご報告ができなかったことをこの場をおかりしてお詫びいたすと共に、

2024年は新潟以外で開催される会や、活動の様子をちゃんとお伝え&発信することを目標にしたいと思います。

ちなみに、私が新年のご挨拶を今(12月年の瀬前)に書いているのは、

一応主婦でございまして💦

年の瀬は通常のお仕事に加えて(フリーランスなので年末年始の休みはない)、

家の掃除などの雑用、そして年末のオードブルと新年のおせちの用意があるからです。

 

年末年始はオードブルとおせちを持って旦那さんの実家で過ごし、その後は自分の実家に帰省するからであります。

 

このような年末年始の過ごし方が「普通」と思っていたのですが、

同年代の主婦たちに聞いてみたら…

「古風」だと失笑されてしまいました。

 

Σ(・ω・ノ)ノ!マジで???

 

今は家のことより、自分たちが過ごしやすい(遊び含め)「お正月休み」を満喫するのだとか!!??

 

(;゚Д゚)カルチャーショック!!!

 

とは言え……

今年から、はい、そうですか!

じゃあ私は仕事や鴨ネギブログ書きます!……というワケにもいかないので(すみません)

今、こうして書いている次第であります。

皆さまはどんな年末年始を過ごしているのでしょうか?

是非とも教えて下さいませ。

 

暖冬、暖冬…と言われておりますが、

なにやら全国的にインフルエンザも流行っているようなので、

お身体にお気をつけ下さいね!

 

 

 

 

2023年今年もお世話になりました!大晦日やお正月に食べるものは?

皆さま(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡

鴨ネギの会広報部、ヨシコです。

前回の予告で味噌の話③の、予定でありましたが次回に変更致します。

この記事が公開される頃……

12月29日。

2023年もあと3日で終わりというタイミング。

 

きっと……

一般的に昨日の28日が仕事納めで今日(29日)からお休みに入って、

家の掃除やら年末のご馳走の準備、年明けのおせちの準備で忙しくしていると思います。

って、「年末のご馳走」と、書いてしまいましたが、

なにやら聞くところによると、年末の夕食は年越しそばがメインで「ご馳走」を食べるのは新潟ならでは……だどか?!

え?そうなの??

 

他の県とかご家庭とか、覗いたことがないのでよく分からないのですが、でもネットで調べた感じ、お寿司とかすき焼きとかオードブルとかを食べるご家庭が多いとか!

じゃあ、みんな大晦日はご馳走じゃん!

ちなみに、私が実家にいた時の定番は、

茶碗蒸し、のっぺ(新潟の郷土料理)、鶏肉の半身揚げ(新潟のから揚げといったらコレ)

もしくは焼き鳥、刺身、カニ、寿司…です。

+サラダとか焼き魚がある感じかなぁ。

すき焼きとかもなかったなぁ……
食後にデザートを食べるともうお腹がいっぱいになって、年越しそばがはいらない感じで、そばの存在がほとんどなかったです。

だから、結婚して旦那さんの家で大晦日を過ごした時、お洒落なオードブル、パスタやピザが出てきて、

その後年が明けそうなタイミングで、ちゃんとみんなで年越しそばを食べる…ということに、軽くカルチャーショックを受けました。

 

そして年明けにちゃんとした重箱に入った「おせち」と、つみれの入ったお吸い物?に入ったお餅を食べることにもビックリしました(笑)

それまでは実家で「おもち」と言えば……

鮭やいくら、大根などの野菜が入った汁におもちをいれたもの、もしくは小豆やきな粉、砂糖醤油をおもちにつけて食べていました。

そうやって沢山おもちを食べるので、そば同様におせちの存在は薄くて、箸休め程度の内容だったんですよね。

お皿に少しの伊達巻や数の子、黒豆と栗きんとんくらい?

あ!でも鮭の昆布巻きはけっこうあったかな?というか、鮭の昆布巻きはお正月じゃなくても普通に食卓にあがっていた感じ(これも新潟あるあるかな?)

お弁当のおかずで入っていたこともあるくらい(笑)

こうやって改めてみてみると結構おもしろいですね。

皆さまのおうちはどんなものを食べますか?今度教えてください。

って、こんなことを話していたらすっかり最後のご挨拶をするのを忘れてしまいました。

今年はコロナ渦も明け、鴨ネギの会も各所で行うことが出来ました。

ニュースレターなども復活することが出来ました。

これも一重に鴨ネギの会にいてくださる皆様のお陰でございます。

このブログでは主宰の志村さんに代わりましてお礼申し上げます。

本当にありがとうございました!

しかし不安定な世界情勢の中、過去にない食材の「値上げ」の年でもありました。

食に本気な大人のための「鴨ネギの会」であるからには「食」に対する取り組みとして、度々値上がりにしついても書かせていただきました。

2024年も、楽しいことはもちろん、けれど一方で問題提起もしていきたいと思う次第です(難しいことは言えないけれど)

それでは皆様、引き続き宜しくお願い致します!!

お身体に気を付け、よい年末年始をお過ごしくださいませ♡

 

 

味噌の話②味噌しか勝たん!味噌信仰は意外にも最近まで…?

皆さま(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡

鴨ネギ広報部、ヨシコです。

 

予告通り、前回からの続きで味噌の話です。

日本初の味噌工場を伊達政宗が作って、各地で発達していった…というところから。

 

徳川家康の出身地「三河」の夏は高温多湿で味噌が酸化しやすかったようで「味噌玉製こうじ」という技法(八丁味噌)が根付きました。

信州味噌」は、海がなく塩が貴重だった甲斐の武田信玄によって製造が進められました。

 

江戸時代になると味噌の需要はますます増え、全国から郷土色豊かな味噌が江戸に運ばれました。

なかでも濃厚な旨味と保存性の高い「仙台味噌」が江戸庶民に愛用されていたようです。

農村では、貧乏や飢餓に遭遇しても「味噌さえあれば生き永らえる」という味噌信仰が明治時代まで続いたんだとか!!?

 

江戸中期になると、味噌は工業的に製造販売されたのですが、これは京都や大阪の味を真似た江戸甘味噌で、こうじの甘みと深く蒸した大豆の香味が調和し、田楽やどじょう汁などの料理に適していたようで、江戸っ子好みの味だったといいます。

まみあなの田楽は絶品!

しかしながら、1939(昭和14)年の戦時統制下では味噌は多量の米を使う贅沢品として禁止されてしまいました。

 

はい。本日は少し短いですが、ここまで。

次回は各地で発展していった、味噌の特徴について分かり易く本に書いてありましたのでこちらを紹介していきたいと思います。

もう少しだけお付き合いくださいね!

あ、意外と味噌っておもしろいかも!って思っていただけたら嬉しいです。



味噌の話①日本初の味噌工場を作ったのはあの武将!!

皆さま(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡

鴨ネギ広報部、ヨシコです。

 

前回からの流れで、味噌の話

と言っても、私は味噌屋さんじゃないし、詳しくないので本を参考にして少しお話していきたいと思います。

味噌のようなものが約3000年前から食べられていたのではないか?というところから。

でも、まぁそれはあくまでも「そうなのではないか?」というところで、味噌のようなものが記録して登場するのは701年大宝律令のなか。

「未醤(ミショウ)」という中国の書物にはない発酵食品が登場しています。

これは「未だ醤油にいたらないもの」と理解され、発音が「味噌」に近いことから、今日の味噌の起源ではないかと推測されています。

 

この発酵食品は、当時寺院や貴族の贅沢な貴重品。調味料として使われず、主に保存食として「おかず」のように食べられていました。

鎌倉時代になると、中国から来た僧の影響により水に溶けやすい「濾し味噌」が造られ、そこから「味噌汁」が造られるようになったようです。

武士には米を蒸した「強飯(こわい)」に味噌汁をかけたものが「汁かけご飯」として、また、炊いた雑穀に味噌汁と漬物、いわゆる「一汁一菜」の食事様式が広まりました。

(あ、ご飯に味噌汁をかけたのを“ねこまんま”って言ったりしません?ウチだけかな?)

 

さらに室町時代になると、大豆の生産量が増えて庶民の間でも自家製の味噌が造られて一般食となるとともに各地で発達していきます。

強飯に多彩な味噌を調味料にして煮た「味噌雑炊」が流行したようです。

 

室町時代になるとようやく大豆の生産量が増え、庶民の間でも自家製の味噌が造られて一般食とともに、各地で発展していきます。

 

戦国時代には各地の武将が保存性と栄養価の高い味噌を兵糧や経済対策として保護育成。

皆さま、よくご存知の伊達政宗青葉城下に日本初の味噌工場「御塩噌蔵」を設立

特に干飯と味噌の備蓄に力を注ぎました。

(早わかり食の歴史書より)

 

いやぁ…まさか僧ではなく武将の伊達政宗が味噌工場を作ったなんでビックリですね。

それとも、武将好きには当たり前のエピソードなのかな???

私、日本史はさっぱり分からないんですよね。

では、本日はここまで。

お付き合いいただきありがとうございました。

次回はここからまた先の味噌の歴史……

 

 

 

志村、発酵にハマる?!

皆さま(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡
鴨ネギ広報部、ヨシコです。

先月の事になりますが……

主宰の志村さんから

「(新潟県民は)普段から発酵食品を食べているのですか?」

というご質問をいただきました。

詳しくお話を聞くと、

群馬県の方は発酵食品というと、年配の方が食べているイメージで、若者は定食屋の味噌汁くらいで、日本酒含め発酵食品自体の人気がないそうです。

 

お話をしながらふと、思ったのですが、

一言で「発酵食品」といいますが、皆さまは「発酵食品」が何かご存知でしょうか?

私も今まで意識して「発酵食品」には何があるのか深く考えたことがなかったんですよね(日本酒が発酵しているのは知っていますがW)

なので、

どんなものがあるのか調べてみました。

出典:https://www.kobayashi-foods.co.jp/washoku-no-umami/hakkou-table

こうやって一覧で見ると、若者が口にしそうな発酵食品もたくさんありますよね!

一番身近にあるものって「味噌」や「醤油」なのかな???

私の住む、ここ新潟は、日本酒を含めて発酵食品の製造が盛んな県でして、

新潟から出たことがない私は、身近にそれがあるのを「当たり前」と思っていたんですよね💦

 

でも志村さん曰く、日本人が生活に発酵を取り入れたのはとっても凄いことなんだって!

( ゚Д゚)ほう!

これからは「歴史と文化」の時代なのだとか。

 

これを受けてちょっと調べたところ、

味噌を含めた「大豆発酵食品」のルーツの一つに、日本発祥説あるそうです。

近年出土した縄文中期の土器から、大豆や穀類が栽培されていたことが分かったからだとか!で、製塩は縄文晩期以前から行われていて、約3000年にわたる塩と穀物の生活のなかで、味噌のようなものが食されていたと考えられているそうです。

( ゚Д゚)ふむふむ。

で、志村さん「味噌」作りを始められるようで、味噌樽も購入しちゃったとか!!

うん。

新潟の人って……かはわかりませんが、

味噌をご自宅で作っている方は、私の周りには割といます。

でも、高い「味噌樽」をわざわざ買う人はいないかも(あくまでも自宅消費の味噌なので)

少し前にお知らせした志村さんの「にんにく」

そして今回の「味噌」

どっちも楽しみですね♪

せっかくの機会ですので、次回から味噌を含めた「発酵」について、いろいろ調べてみますのでお伝えできたらと思います。

また長くなりそうですが、皆さま飽きずにお付き合いくださいませ。

本日もありがとうございました。

 

 

 

 

忘年会シーズン到来!今年もあと一ヶ月です(鍋の話)

皆さま(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡
鴨ネギ広報部、ヨシコです。

12月1日。

今年も、いよいよあと一年となりました。

( ゚Д゚)早い……

年々、一年が早くなる……

私だけ倍速の時空にいるのではないか?笑

 

食についての話をするならば、11月後半から12月は、忘年会の季節です。

はい。飲食店さんが、おそらく一年で一番忙しい時。

飲食店から遠のいて……7・8年くらい経ってしまったので実感としては忘れてしまっているのですが、毎日毎日予約の打ち合わせと確認の事務作業をしつつ、大量の仕込みと、テーブルセッティングでくったくたになっていたのは忘れられません。

夏の納涼会の時期も忙しいだろ?と思われるかもしれませんが、

冬の忘年会シーズンの、何が大変かっていうと……

 

鍋です\(゜ロ\)(/ロ゜)/



鍋のセッティングと仕込みが大変なんですよ!!!!

(飲食店あるあるネタ)

すき焼き専門店「八木」



ホールのセッティングは鍋自体もそうだし、卓上のカセットコンロや取り皿とかアイテムが増えるから。ガスボンベの残量チェックしながらセットするのとか地味に手間だし。

そしてなんと言っても鍋が重たい(泣)

で、仕込みは大量の白菜カットから始まり、この白菜がまた重い

でもって寒いから(光熱費節約のため、クローズタイムは暖房を切ったり弱くしたりしてました)腰をやられてしまうワケです(私がそうw)

すいません、なんだか愚痴っぽく話しがそれてきたので戻します。

 

聞くところによると、ぐるなびが発表した今年流行る鍋は「とろみ鍋」だそうです。

あんや長芋なんかでとろとろにした冷めにくい鍋みたい。

まぁ、冷えに敏感な女子はアツアツの「あんかけ」系好きですけどね( *´艸`)
あと、ドン・キホーテが発売してるカラフルなスープの鍋の素も流行るのかな???

やはり映え???

新潟の飲食店……今年の鍋メニューはどんなのがあるんだろう???


飲食店に勤めていた頃は、やはり毎年

「今年はどんな鍋にする?」って夏が過ぎるとスタッフさんたちと悩んだものです。

鍋含め、忘年会(新年会)のコースメニューを決めて雑誌等へ載せる撮影とかもあるワケです。

(こういうのも営業の合間にやるので、意外としんどい)

 

ここ数年はコロナで忘年会も自粛してたり、小規模だったりしてさみしくはありましたので、今年はそれでも忘年会やパーティーをする会社や人も多いのではないでしょうか?

皆さまの会社や友人たちとの飲み会、ありますか???

(私はフリーランスなので会社の忘年会というものを久しく経験していません)

そんなこんなで、忙しい時期はお店とトラブルもあるかもしれませんが、ちょびっとばかし多めにみてあげてくださいと、元飲食店店員より。