食に本気な大人のための「鴨ネギの会」

生産者と消費者とお店をつなぐ楽しい大人のコミュニティー

【生産者はツラいよ^ ^】

普段、買い物をする時、製造コストなどを意識することはありますか?

私は、最近、会計の勉強をしていまして。
来期の下仁田ネギの損益計算書(PL)とキャッシュフローについて考えてみました。^_^←突然どうした?正気か?

その結果、愕然としました!!

まず、下仁田ネギは、コストが半端じゃなくかかります。
種や苗の値段は大したことないのですが、肥料と、土壌改良のコストがジャガイモなどのコモディティ野菜の3〜10倍くらいかかります。(私は農薬は使いたくないので、農薬は計上なしです)

また、年間2回(内1回は灼熱の猛暑)の鬼の全植えかえをしなくてはならず、人件費・管理費が半端なくかかります。

キャッシュフロー的にも最悪で、下仁田ネギが現金化されるのは、種まきから15ヶ月後。来期過ぎてるし。(笑)
しかも、その間に水害などの自然災害に遭ってしまったら、投資した資金が全てパー。←どんだけ効率が悪いんだ。^_^

まるでバクチです。

多分、一箱10000円くらいで売るか、大規模機械化&農薬・化学肥料をジャンジャン蒔いて管理しないと、割りに合わないのではないかと。(実際、後者のような生産者さんもいらっしゃいますし、法的・キャッシュフロー的に考えると悪いとも言えませんが、健康面,味覚面を考えると、私は違和感を感じます。)

下仁田ネギに限らず、生産者の方は大変だと思います。
とにかく、コストコストコストの嵐です。
多分、農業が好き・消費者が好きじゃないと、とてもやってられないかと。

そのような中でも、一生懸命取り組まれている方を私は応援しています。
私もやらなければ!!^ ^

写真は、志村畑の生き残りネギです。
私と違ってスリムなので、出荷は夢のまた夢。
まだまだ修行が必要だと学べました〜。^_^

ちなみに、鴨ネギの会の広報部長のヨシコさんは、会計の専門家です。凄い!!

 

 

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