下仁田ネギって、シーズン中には大量に出回りますよね。
最近では、横浜の鴨ネギの会のメンバーから「近くのスーパーで買ったよ」との報告をいただき、ビックリしました。
それでは、美味しい下仁田ネギの見分け方をお教えします。
まずは産地です。
これは、群馬県の西端地域の物が良いです。
この地域のものは、夏冬の寒暖差、降雨量、土壌、気流などの関係で、良いものが出来ます。
最近は、その他の地域のものもありますが、まだまだ追い付いておりません。
とおっしゃる方も多いかと思いますが、下仁田ネギというのは、品種名であり「下仁田で多く生産されていた」という理由でつけられた名前なのです。
元々は外国から入って来たものですので、本物かどうかという議論自体がおかしな話です。
実際に群馬県内外の様々な地域で下仁田ネギの栽培がされていますし、下仁田ネギの種の中には中国産やイタリア産のものもあるのです。
そんなことを書くと「何を選んだら良いんだ!!」と怒られそうですが、出来るだけ信頼出来る生産者の方から買われるのが良いです。
例えば、大規模業者が販売するお米は、色々な田んぼのものが混ぜられていますが、下仁田ネギも同様で、大規模業者が販売するものはサイズ毎に色々な畑のものが混ぜられいることがあります。
ですので、良い生産者が作った良いものを見極めて買う必要があります。
ただ、こればかりは、地元群馬でも、あまり情報が無く、道の駅や直売所などで「下仁田ネギ作りの名人を教えて下さい」と聞いてみると良いかも知れません。
どうしてもダメでしたら、鴨ネギの会に聞いて下さい。
素晴らしい下仁田ネギをご紹介させていただきます。