皆様(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡
鴨ネギ広報部、ヨシコです。
今回はぷりんの話②
どのようにしてイギリスでプディングが誕生したのか?
というところからです。
ぷりんの話①はこちら↓↓↓
はい。ぷりんはイギリスを故郷にもつ……というところから。
しかし、いつ、誰が、どのようにぷりんを作った……という記録ははっきりとは残っていません。
いませんが、伝えられているのは16世紀頃のイギリス船の上。
時はイギリス(当時はイングランド)やスペインが英西戦争等で海の覇権を争っていた時代です。
海賊もいっぱい( ゚Д゚)b
しかし、当時は冷蔵庫なんかもなかった時代。
保存食の技術だってそれほどなかった時代。
船内も狭いし、沢山の食糧を積んでいくこともできません。
ですので、航海中は手持ちの食糧をいかにうまく切り盛りするか?
船のシェフは船長の次に権威ある立場にありました。
食わねば戦いの前に死んじゃうもんね(*´Д`)
逆に言えば、船の上での食事を制した者が戦いを制した!と言っても過言ではありませんでした。
しかし、例えサンジのような名シェフでも手掛ける料理が常に寸分の狂いもなく仕上がるわけではありません。
(調理途中でルフィにつまみ食いされることもあるしね)
で、不足時はともかく、残り物だって船の上では貴重品。捨てるなどもってのほかです。
そこである時、残った食材をひとまとめにして味付けし、ナプキンで包んで蒸し焼きにしてみたそうです。
これがぷりんの始まりといわれ、マドロス(水夫)たちの知恵からうまれたモノでした。
その後、蒸し焼きの手法が海から陸にあがり、一般家庭に広がってヴァリエーションが増えていった……という感じ。
ちなにみイギリスのクリスマスは、日本のようなクリスマスケーキではなく、様々な香辛料やフルーツ、ナッツ類を加えたプラム・プディングが食べられています。
これはかつて海を制していた時代の名残。
伝統のプラムプディングは、あえて牛の腎臓のまわりについているケンネ脂を入れて作るそうです。
入れいない方が美味しいらしいのですが「残り物」を使って手に入れた栄光という時代の象徴であり文化であり、彼らはそれをもって一年で最も大切な日を祝っているのです。
そゆ意味では、酒粕ぷりんの酒粕って、日本酒しぼった時の「残り物」であり、文化であるわけだから、王道といえば王道のぷりんなのかも!?
(*´Д`)ノ
ちなみにクリームブリュレはフランス発祥と前回いいましたが、
もう一つぷりんに似たスイーツ「パンナコッタ」はイタリアです。
同じイタリアのボネと呼ばれるスイーツはチョコレート風味のぷりん(ココアぷりん)があるのですが、これはアマレッティというビスケット入れて作ります。
はい。いろいろややこしい?かもしれませんが、美味しければどこでもOK?なんかな?笑
言い出すと長くなりますので、今回はここまで!
本日もお付き合い頂きありがとうございました♪
(あー…なんかぷりん食べたくなってきたー!)