皆様(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡
鴨ネギ広報部、ヨシコです。
さてさて。
りんごの話その②です。
シルクロードを通ってローマにもたらされた…というところから。
ローマ帝国(紀元前8世紀中~)ではサクランボやもも、アンズなど様々な果物を栽培する畑…いわゆる果樹園を作りました。
で、中でも一番栽培されたのがりんごで、ローマ人は23種類もの品種を育てていたといわれています。
そしていつしか果樹園で(戸外)で食事をする習慣が定着しました。
ローマ人は屋外にダイニングルームをつくり、果樹に囲まれて食事をしていたのです。
ここ、日本では、数年前から果樹園や畑、ビニールハウスなどで食事を楽しむイベントが行われはじめましたが(アメリカなどではすでに農園を会場にワインや食事を楽しむアウトスタンディング・インザ・フィールドなるイベントが年間100回近く行われています)
私もそゆイベントに参加して
「新しい楽しみ方だなー」って感動したのですが……
( ゚Д゚)2000年以上前に流行ってたんじゃん!
ブームは繰り返すってねwww
「新しい」なんて言っちゃって恥ずかしい自分(〃ノωノ)笑
やぱ、歴史を学ぶって大事←歴史オタ募集中♡
ちなみに。
新潟県のお隣、福島市では「夜の果樹園」というライトアップされた果樹園で行うディナーイベントを開催しております。
そのりんごバージョンの様子がこちら↓
すっごい素敵( *´艸`)
いいなぁ♡
行ってみたいなぁ……
つか、そんなことを2000年前にすでにやっていたローマ人すげえなぁ!!
でも、歴史の授業で習ったように、すげえローマもゲルマン人の侵攻等により滅亡します。
果樹園も荒らされ、長く培ってきた栽培の知識や技術も失われそうになりましたが、
自給自足をしていた修道院(キリスト、イスラム教徒)が、次の担い手となって、りんごを栽培し続けたのでした。
で、時は過ぎ…
西暦800年←でも、まだここw
神聖ローマ帝国カール1世が発令した御料地冷(土地利用の規定)では
「すべての町の国有地にりんご、さくらんぼ、プラム、もも、西洋梨を植えるべし」
と定めました。
さらに!!
りんごから造られるお酒、
シードル作りにも力を入れたのです。
カール大帝ありがとう( *´艸`)
で、ここからさらに時をすすめて……
15世紀から17世紀←すすめすぎw
大航海時代 にはスペインやポルトガルの探検家や入植者の手により、りんごは南米にももたらされ、
ヨーロッパから新大陸アメリカへ移住する人たちの手により東海岸沿いに持ち込まれ、
19世紀になると中西部でりんごの種がまかれて太平洋岸でも作られるようになりました。
りんごもジャガイモと同じように、現在にいたるまで膨大な遺伝子を世界中で蓄積してきたのです。
はい。
今回はりんごが広がっていった経緯を超ざっくり早足でお話しました。
次回は皆様大好きなお酒(シードル)を…
本日もお付き合い頂きありがとうございました!