「高いものを出したら、良い内容(会)になるのは当たり前。いかに安く良い内容にするか」
って、言われるとイベントの主催の方や幹事さんはお困りになるのではないですか?
そんな時はどうしたら良いでしょう?
それには「目的」が大切です。
「安くして」というのは貴重なご意見かも知れませんが、鴨ネギの会では、これは正直「ごめんなさい」と言うしかありません。
例えば、4000円の会費で2時間飲み放題にするとします。
当然、飲食店の方はかなり食材とお酒を制限されます。
さらに、これを3時間に延長しろと言った日には「ふざけるな」と言われるでしょう。
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「親睦を深める為に、ワイワイ騒ぐのが目的」でしたら、それで十分かも知れませんし、私も個人的に飲むのでしたら、安いに越したことはありません。
しかし「日本酒を中心とした食文化を伝える。普段飲めないようなお酒やお料理を提供して、グルメな大人を満足させる」となると、そうもいきません。
要は、目的に応じて会の運営・ブランディングを行うというのが大切なのです。
あと、高ければ良い内容になるとは限りません。
良い人に来ていただかなければなりませんし、良いものを提供させていただかなければなりません。
「御馳走」という文字通り、本当に自分の足で集めるのが大切です。
写真は、おなじみ新潟百花園さんの「越乃寒梅酒粕ぷりん」です。
原材料には、和三盆・越乃寒梅酒粕が使われており、それを超一流の和菓子職人の方が、特別な和菓子の製法(秘密)で作って下さっています。
高いですが「日本酒を中心とした食文化を伝える」という目的の為には、一切妥協は致しません。(笑)