(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡
鴨ネギ広報部、ヨシコです。
今回はジャガイモのお話③
発祥から世界へ広がっていく歴史の話でございます。
世界史( *´艸`)はあはあ
ジャガイモと同じくらい大好物♡
暴走しないように気を付けます!!
と、決意してからのスタート。
ジャガイモの発祥の地は南米ペルー。
具体的に言うと、チチカカ湖のほとり標高3800m級の高原地帯と言われています。
ざっくりなイメージでいうと、アンデス山脈のとこのここらへん!
この場所が発祥だとされる証拠がいくつかあって、
チチカカ湖ふもとの市では多種多様のジャガイモの品種が売られていること(何千年もかけて品種改良した結果)
祖先種とみられる野生種がある…とのこと。
で、上記写真あたりは今もジャガイモの栽培が盛んでございます。
地図からもわかるとおり、かの有名なマチュピチュもありますねー!
前回、ジャガイモの栽培は西暦500年ころからって書いたとおりなので、
インカ帝国でもジャガイモは栽培されていました。
てゆーか、栽培されていたどころの話じゃなくて、それまでインカ帝国の基盤は「トウモロコシ」って言われてたんだけど、
近年の研究では「ジャガイモ」だったのではないか?とささやかれています。
トウモロコシよりジャガイモの方が高地でもよく育つことと、人骨を研究した結果、生前の主要な食糧源がトウモロコシではなくイモ類、豆類だったのです。
( ゚Д゚)インカ帝国を支えてたジャガイモ!!
ここからジャガイモは世界(ヨーロッパ、アメリカ、アジア)に広がっていくのですが……
それって、いつくらい?
歴史好きな方ですと、もしかしたらもう想像がついているかもしれませんね。
はい。
インカ帝国がスペインによって滅ぼされ、
スペイン人によって、インカ帝国からスペインに持ち帰られたのを機に(滅ぼされたのは1533年)まずはヨーロッパへ上陸することとなります。
しかしですね!
すぐに広がったわけではありません。
インカ帝国がスペインに滅ぼされたのは1533年ですが、ジャガイモを持ち帰ったのはそれからしばらくしてからの1570年ころ。
まぁ、たぶん、きっと…
それまでは他に持ち帰るべきモノがたくさんあったからでしょうね。
1600年ころになると、イタリア、オーストリア、ベルギー、オランダ、フランス、スイス、イングランド、ドイツ、ポルトガル、アイルランドに入国していたのですが、
どこからどのようにして広まっていったか…というのは、実は定かになってはいません。
また、入国した直後は主に菜園用で、学者たちの研究用だったりして(当時は土の中に育つ食用の植物がなかったからジャガイモを食べるってすごく恐ろしいことだったんですよね)一般的は普及はもう少し後のことになります。
では、どのようにして一般的に普及していったのか?
これにはジャガイモならではの理由と歴史的背景がありましたので、次回に書きたいと思います。
ジャガイモの話③に、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。