食に本気な大人のための「鴨ネギの会」

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2019年からの日本酒大手メーカー動向まとめ②

皆さま(●''∇'')ハロー♪

鴨ネギ広報部、ヨシコです。

 

間があいてしまいましたが「日本酒大手メーカー動向②」です。

 

まとめ①と前置きはこちら↓

 

まず、全体的に…

 

2019年は、

★令和ラベルなどの慶祝商材の売上が良かった。

増税前のまとめ買いで4月~9月は好調だった。

 

各メーカー独自の商品戦略を展開していますが、概ねまとめるとこんな感じ。

 

★健康志向⇒糖質ゼロやハーフ、低アルコール商品

★女性、若者ユーザーの開拓

SNSを意識した施策

★インバウンド、輸出商品

 

SNSはともかく、上記の課題は昨年よりずっと前からあったような気がするんだけど……

でも、特に意識するようになってきた…ということなのでしょうかね?!

 

私、プライベートで飲むのは地酒がほとんどなのですが(あまり飲めないから)商品チェックは結構好きで、お酒売り場で大手メーカーの商品よく眺めてます(笑)

でもでも、マーケティングや経営等の専門家ではないのであしからずm(_ _)m

 

はい。というところから、今回ご紹介するお蔵さんは……

 

白鶴酒造

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http://www.hakutsuru.co.jp/

H19年4月~9月までは前年比若干増。

数年前のテレビCM「ワイングラスで大吟醸♪」がまだ記憶に新しく、ワイングラスで日本酒を飲むことを広めた…といっても過言ではないのではないでしょうか?

www.youtube.com


H19年は、クラウドファンディングサイト「Makuake」を活用し、若手社員による日本酒開発プロジェクト「別鶴(べっかく)」が好評だったようです。

こちらを活用して新しい日本酒を開発するところ、増えてますよね。

また、こちらも9%の低アルコール「サケパック9(ナイン)」も発売。78%の低精米と麹の工夫、オリジナル酵母で低アルコールながらも旨みと飲みごたえがある日本酒です。

他には、浮世絵をモチーフにしたラベルデザインと中国語・韓国語・英語で商品説明を記載するなどしてインバウンドの対策。

(参考:日本食糧新聞

 

クラウドファンディングは資金の問題だけでなく、SNSでのプロモーションとして一躍を担ってくれますよね。

SNS」「若者」「低アルコール」と、特に若者ユーザーの開拓に力を入れているような印象を受けました。HPもすごくキレイで見ごたえがあります。

 

白鶴の大吟醸も、コンビニで手軽に買えて便利で、

前に、コンビニで大学生くらいの男の子たちが……

「俺、今日バイト代入ったから酒買って飲むわ」

「何買う?日本酒買う?」

って会話していた場面に遭遇したのを思い出しました。

 

内心では、

(だったらコンビニじゃなくて別なとこ行って普段飲めない日本酒買えよ!)って毒づいてしまいましたが、これが「今」なのかなぁと……

あと、あと、外国人観光客からもコンビニは人気で、そこでお酒が買えるってのも喜ばれているらしい!

 

 

以上、③につづく。

ありがとうございましたm(_ _)m